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庭のイメージ作り お客様に庭の提案していくときに、その庭にテーマを持たせるとアイデアをまとめやすく、説明も大変しやすくなります。テーマというのは色や抽象的な言葉でもかまいませんし、庭の目的といってもかまいません。 授業では”庭ですること”という課題で、生徒に考えさせます。みなさんはいくつくらい思いつきますか。最低でも10個くらいは考えてください。庭でできることが多く思いつくほど庭のイメージは豊かになり、プランの引出しが増えます。解答例はこちら テーマとしては、例えば色の場合、白い花を集めたホワイトガーデンのように花の色を統一する方法があります。 また季節をテーマにしてその時々の草花をあしらった庭も考えられます。 ローズガーデンのように草花の種類をテーマにしたものも良く見かけます。 日陰という一見マイナスなイメージも、シェードガーデンと言って日陰に強い草花を集めると立派なテーマとして成り立ちます。 その他テーマとして成り立つものは 素材(レンガ、石)、外国のイメージ(イングリッシュガーデン、フレンチ、スパニッシュ、etc)、メンテナンスフリー、老人のため、子供のため、屋上、バルコニー、パーゴラ、トレリス、オブジェ、山のイメージ、海のイメージ、香り、などなど プロの提案と素人の作った庭の違いは、統一したテーマの有る無しだとも言えます。それは能力やセンスの問題ではなく、提案の段階ではテーマがあっても実際時間をかけて作っていくうちに色々な要素が入ってきて最初のテーマが判らなくなってしまうのが普通だからです。 庭という形を作っていく場合、何も手がかりが無く頭の中にある芸術的な想像力だけから形が生まれてくる人はうらやましい才能を持っていると思いますが、普通はある程度の機能的な要求や、庭の使い方などからの条件、お客様の好みなどのソフト面からの要求などいくつかの条件を手がかりとして形を作っていきます。これらは制約でもありますが、どちらかというと手がかりとしてのプラスの役割を持っているといえます。 また形を生み出していく原料として大事なのは視覚的な経験だともいえます。自分などは設計するときに無意識のうちに昔見たいろいろな景色を思い浮かべていると思います。それは写真で見たものよりも実物のほうが記憶に残っているようです。特に植物を扱うとなるとあまりかけ離れた環境の景色は参考になりません。そのためにもこれから勉強しようという方はいろんなところに行って、自分の目でいろいろな景観を見てきた方がいいと思います。
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