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タイル タイルはお風呂場や台所でよく見られる陶磁器製品ですが、ガーデニンプランニングでは、やや大きな面の仕上げやレンガでは作れない土留(どどめ)などの仕上げに使われます。 タイルの素地には陶器質、せっ器質、磁器質の種類があります。陶器質はやわらかく、吸水性が高い性質があります。磁器質は逆に硬く、吸水性が低い性質があります。せっ器質はその中間です。 また用途により床用タイルと壁用タイルがあります。 床用は10cm、15cm、20cm、30cm角、10cm*20cm(100二丁)などの大きさがあります。 壁タイルは、レンガの大きさを基準としており、レンガを横から見た大きさ、高さ6cm*横22.7cmの大きさのタイルを二丁掛タイル、その半分の6cm*10.8cm(レンガの小口の大きさ)のタイルを小口タイルと呼びます。 壁タイルにはその他にボーダータイルといって高さが5cmくらいで、横が25cmくらいの細長いタイルもあります。詳しくは参考タイルメーカーのHPを見てください。 タイルでは角に使われる曲がったタイルを役物タイルと呼びます。壁タイルには標準曲がり、二丁曲、まぐさ、小口曲などがあり、床タイルには階段の段のところに使う段鼻タイルがあります。
タイルは色や形に種類が多く、レンガに比べてデザインの選択肢が広いといえます。そのかわり施工の技術は素人に簡単に貼れるものではありません。一見レンガに見えてもレンガをスライスしたものもあり、素材はレンガでも施工方法はタイルというものが最近は珍しくありません。町で見かけるレンガの建物はほとんどすべてタイル式の施工によるレンガ仕上げです。レンガだけでは地震時に耐えられない構造物も芯をコンクリートなどの作りにすればレンガ仕上げが可能です。庭では土留になる壁などはレンガで積み上げるには限界があります。経験的に言えば、厚み10cmで積むとすれば高さ50cmくらい、厚み21cmで積むとすれば高さ80cmくらいが安心して計画できる限界ではないでしょうか。それ以上の高さの土留になるときは下の方だけでも鉄筋で補強されたブロックなどで土圧を受けるような作りにします。 タイルの選択で気を付けなくてはいけないのは、その耐久性と滑りやすさです。レンガのところでも触れましたが、タイルも吸水性の高いタイルはその水分が冬季に凍結して風化してきます。最近はやりの素焼きのタイルなどはこの傾向があります。国産のタイルで外部用として作られているものは、素焼き風に見えても考慮されているのであまり心配ありませんが、輸入物の中には雨の少ない気候の国で作られているっものもあるので注意が必要です。 また、濡れることで滑りやすくなるタイルも選んではいけません。国産のものはPL法が執行されてからほとんどモデルチェンジしましたので、外部用を選べば問題ありません。これも輸入物については注意が必要です。 タイルとタイルの継ぎ目のところを目地といいます。壁タイルでは目地の部分をタイル面よりひっこめて仕上げる深目地(ふかめじ)仕上げを行うことがよくあります。お風呂場のような塗り目地にくらべ壁に厚みを感じさせることができます。 参考 ダントー、ニッタイ工業株式会社
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