企業秘密・・・・10〜12/99

このページは、ぴよきちが「おさらい」したり、「レッスン」に行ったりして

「発見」したことを密かに書き留めておくページです。ですから、このページの

内容は決してヒトにあかしてはなりません・・・

       あぁ、あなたなら秘密を守ってくれますね!!

このページは更新してもTOPには表示しません。秘密だもん!!

10~12/99の企業秘密・・・

<26Dezember99>

今日で第九の3連発が終わった。

明日の稽古で(ニューイヤー)、今年の合唱の仕事はおしまい。

毎日ガーガー歌っていると、声が荒れて揺れてくる。

立ち位置によっても、歌い方は変わるんだよね。

稽古の時は真ん中の最前列に座るのが好きなので、後ろからの声を聴きつつ

コントロールして歌っていけるけれど、本番の時には、背が高いので、

最後列のことが多い。ホールにもよるけど、自分の声が聞こえにくい。

そこでがんばりすぎて「吠えて」しまうと、「負け」なんです。

あと、周囲の人とのかねあいとかもある。はっきり言って、音程の低い人、

ヴィブラートのきつい人が隣や後ろにいると、かなり大変。

冷静に、自分の声で歌わなくてはね。

逆境の中で(?)チャレンジしていくのも、また楽しいのです・・・・

<10Dezember99>

ここのところ、稽古に追われていた。

合唱の仕事の合間に、「魔笛」の稽古もある。コンディションとか、

心の準備(と言うほどのモノでもないけど)、いろいろあります。

明日からはN響の立ち稽古。完璧に暗譜していないと怖いです。

神経を他に取られてしまうからね。たかが暗譜。されど暗譜。

余裕の差が、演奏のクオリティに表れてしまうので、気をつけなくては。

特にN響・デュトワの時は、気を使います・・・・って、

本当はいつでも同じ気持ちでいなきゃいけないんだよね。反省。

       ♪  ♪  ♪

合唱で中・低音域を主に出していると、声が重くなってきてしまう。

いつでもフレキシブルな声でいるためには、今日のようなたまのオフに、

しっかりリハビリしないと・・と思うだけで、何もしなかったなぁ。

思いっきりバッハとか歌えばよかった・・もう遅いしなぁ・・・

<20November99>

今日はレッスンだった。コンクールもあるのだけれど、違う曲が歌いたくて

シューマンの「女の愛と生涯」を持っていった。2年ぶりに歌うと、

自分の進歩がよくわかって嬉しかった。心で感じる音楽に、

それを実現するための手段である「テクニック」がだいぶ追いついてきた感じ。

最後の曲で、旦那さんが死んでしまい、「わたしはあなたを愛し、共に生きた」

というところで、右目から涙が出た。胸が詰まるようになって泣いたのではなく、

ただ、「涙が出た」。同じ所を繰り返し歌っても、やっぱり出る。

なんか不思議な感じだった。曲の中に入り込んでいる自分を、俯瞰で見ているような。

以前に勉強したときよりも、ドイツ語の感覚がよくわかるようになっていて、

ちょっとしたフレージングなどに反映される。よかった。

たまには、こういう「○年モノ」の熟成レパートリーを振り返るのもいいことだ。

<18November99>

最近合唱の仕事を再開した。なかなか勉強になる。

アルトのパートは、内声部を歌うので、全体の中で自分がどんな役割の音を歌うか、

それを考えて音程を取らないと、美しくハモらないのです。

わかっていたことですが、前よりもコントロールがきく声になって、

よりはっきりと狙った音程を出せるようになってきたので、楽しいです。

<11November99>

リサイタルが終わってから、ちょっと脱力していた。

テープを聴こうとしたら、壊れた。。。

       ♪  ♪  ♪

久しぶりに合唱の練習に出た。そもそも合唱の仕事を辞めたのは(一時)、

合唱のアルトだとずーっと低い音ばかり歌わなくてはならなくて、

声の調子が整えにくくなってきたから。

でも、その後小山先生に声を「改造」していただき、低い声を出しても、

そんなに調子崩れなくなってきた。「合唱」の練習だからといって、

手を抜いて歌うなんて、考えられない!!というポリシーが師匠と一致しているので、

合唱でも、練習でもがんがん歌ってきています。

それでも崩さないでポジションを保つのが技術なのでありましょう・・

とにかく「聞こえてなんぼ」と思っているので、きちんと歌ってかなきゃ。

ピアニッシモでも、聞こえないピアニッシモではなくて、聞こえる、存在感のある

表現としてのピアニッシモ、そして、うるさくない、フォルテッシモ!!

がんばるぞ!

<01November99>

コンサートは何とか終わった。喉が本当になかなか戻らなくて、

実は気になって練習したかった曲もあったのだけれども、じっと耐えて黙っていた。

首にタオルを巻き、湿度を保ち、薬を飲み、音楽も聴かず・・・

       ♪  ♪  ♪

早いうちから、プログラム順にノンストップで通して練習していたのが役にたった。

アレをしていなかったら、絶対に本番前何日もさらわずにいて、当日歌えなかっただろう。

どんなに「Temperamentvoll」(情熱的な、というか、気分の入ってしまった状態)に

なっても、身体が自動的に次の歌詞、次の音に向けて準備をしてくれる。

準備は早くからしなくてはならないのだ。実感した。本番はやはり興奮するから。

       ♪  ♪  ♪

伴奏あわせも4回しかできなかったが、気心の知れた伴奏者だったし、

自分のなかで曲のイメージができていたので、そんなに困りはしなかった。

当日は、半分緊張、半分はクールないい状態でいられた。

緊張しているな、とか自分を観察できる部分が残っているときが良い演奏ができる。

とにかく、「Immer Bereit」の大切さをつくづく感じた演奏会だった。

一週間もしないで、魔笛と合唱の稽古が始まる。

<26Oktober99>

今日は伴奏あわせで2時間くらい歌った。最後はなかなかきつかった。

まだ完治していないのね・・・でも、自分が苦しくなってから、

客に気づかれるまでちょっとラグがあるので、その間に演奏会が終われば

完全犯罪なのだ・・・息が流れなくなってくると要注意。

全身状態が大きく関係してくるので、お風呂にゆっくり浸かって、

ダイエットは忘れてたくさん食べて、今日はお布団で静かにします。

こういう、楽器のコンディションの調整が、ホントに悩みの種です。

声帯近辺に問題があるときは、しゃべるのはもちろん、音楽も聴かない方がいいの。

音に声帯が共鳴して疲れてしまうからだそうです。野球場とか行って、

自分は叫んでなくても、声がかれる、という体験ないですか?

喉が悪いときは、音楽もがマンして、しずかにしているのがいいようです。

<24Oktober99>

風邪をひいたせいで、なかなかさらえない・・・・

声を出そうと思えば出るんだけど、一時間くらいでダメ。無理は禁物。

本番は近いのに、気は焦るがのどの奥がはれぼったいのがとれないのです。

いままで本番通りの曲順で、一生懸命さらっていたのだから、大丈夫!

そう思いたいけど、やっぱり焦るなぁ。

昔おつきあいしていた人が、「いつ『明日が本番』になってもいいように

練習しておかなくては」と言っていたのを思い出しました。

プロの歌い手として、「いつでも準備のできている」状態にいなければ。

Immer BEREIT! 気持だけでもね・・・・

明日からは声を出せそうです。

<16Oktober99>

今日から気分一新!!演奏会に向けてがんばるのだ!の筈が、

昨日一日休んだせいか、体が重い。疲れが後からくるってことは???

でも、調子が悪いときは、自分の欠点のよくわかるとき。「声の師匠」のレッスンから

だいぶ日にちが経っているので、また、「以前の声」に戻りつつあってやばいな。

前の声が「小回りの利く軽自動車」なら、新しい声のイメージは、もっと大きい、

う〜ん・・大きいけどキレもある「ベンツEクラス」って感じでしょうか?

前のも悪くないけれど、新しい世界が手の届きそうなところにあるのだ、欲も出る。

その代わり、前の何倍も身体を使うし、以前のレパートリーはきつい。

ベンツで住宅街の路地を走り回るようなもんだ。テクニック、テクニック!!

今度のコンサートは「昔を振り返る」企画なので(墓穴・・)、きつい曲も歌わないと。

でもそうすると、どんどん昔の歌い方に戻ってゆく。もっと厳しく自分の声を聴いて

コントロールしないとな。今日は、「声の師匠」小山先生のレッスンの録音を聴いて、

声のイメージを取り戻してみた。時には先生の物まねも悪くはない。

とにかく「行きたい場所」のイメージを明確に持たなくては!!

水のように、低い方、楽な方に流れては、ヨロコビも少なくなってしまうのだ!!

<14Oktober99>

昨日と今日と、違う人と伴奏あわせだった。

「自分の伝えたいこと」とか、「持ってるイメージ」を伝えることの

なんと難しいことでしょう?!

       ♪  ♪  ♪

ちょっと個人的に「事件」があって、心境的に「ぴったり!!」過ぎる曲があり、

伴奏あわせで歌えるかちょっと心配でした。泣いちゃうんじゃないかと思った。

でも、「生の感情」をそのままで出しては「音楽」にならない!

少しは「客観的」になることができて、うれしかった。泣かないぞ!

<11Oktober99>

今日はレッスンだった。伴奏のヒトが初めての方だったので、合わない!!

でも、引きずられないで「自分の音楽」をしなくては!!と思いつつ、

なかなか実践できない・・・・

自分の「オーラ」で伴奏者を引っ張るくらいにならなければ。

それにはまず、「自分の音楽」をしっかり「外に出す」ことだ。

       ♪  ♪  ♪

グルベローヴァの本にも書いてあったことを、私の「声の師匠」小山さんも同じように

おっしゃっていた。それは、「息を吸うためには、まず吐く」。

フレーズの終わりで、余分な息を捨てないと、肺に二酸化炭素のいっぱいたまった状態で

次のブレスを吸ってしまい、「空気があるのに苦しい〜」という風になってしまうのだ。

今日は「ドイツ語発音」の師匠のレッスンだったが、発音に気を取られると、

ついつい「息を吐く」事を忘れてしまい、「金魚」になってしまう。いかんいかん。

帰宅後、録音をきいて反省大会。やっぱりフレーズの最後まできちんと歌いきるのは

なかなか大変なのだ。「金魚」ではいかんのだ。

       ♪  ♪  ♪

それから、いつも自宅の狭い部屋で「おさらい」しているので、なかなか「小さい」音楽に

なってしまいがちだなぁ。「小技」(こえだではない)にはしらず、もっと「大きい流れ」

のようなものをイメージせねばならん。ホールに行ったら聞こえないもんね、「小技」。

お客様に届いてこその「音楽」。もっともっと大きくなりたいのぉ。