とお嘆きのあなたに、ぴよきちがそっと(なんで?)お教えしましょう。
わからない言葉があったら、掲示板やメールでお問い合わせくだされば、
即座に知ってることは何でも知ってるぴよきちがお答えします!!
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合唱団はよく地方で「音楽鑑賞教室」に出演します。学校に来るヤツですね。
なにしろ学校の「授業」なので、開演はだいたい午前とか午後早く。
遠くの学校だと行くだけで大変です。「こんどさ〜○○で音教でさ〜」
「え、遠いじゃん!まえ乗り?」「いや〜乗りうちなんだ」
これは、「前日に移動して公演をうつのですか?」「いいえ、乗り込んでいった
その日に公演をすぐさまうつのです」という意味なんですね。
なんだか「うつ」とかいうと、「興業」とかそういう言葉が脳裏をよぎります。
旅公演は、いろいろなところに行けて楽しい・・・こともありますが、
音教(またはスクールともいいます)の場合、「普段は音楽会を聴けない所」に
出前でお届け・・というコンセプトなので、はっきりいって僻地が多い。
宿も謎のモト旅館ビジネスホテル・・コインランドリー無し、みたいな。
そうすると、洗濯が大変です。一泊ずつでどんどん移動するときなんかは、
チェックインするとどこの部屋でも速攻洗濯の音が聞こえます。
すぐに洗って熱いお湯で絞って、さらにタオルでたたき、エアコンなどの
送風口に近いところに干しておくと、翌朝着られるのです。
いやはや、日本は広いです。コインランドリーが神様に見えるときがありますよ。
(28 Okt 99)
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掲示板に書き込んでいたことでひとつ。バンダとは?
(たぶん)イタリア語の「バンド」の事だと思うんだけど、通常オケがいるところ
(コンサートなら舞台、オペラなら「墓」ね)以外の場所で演奏する方のことです。
効果音として、客席とか舞台裏とかから聞こえてくる音がありますね。あれ。
オペラの時は、出演者に混じって、衣装メイク付きで「楽士」とか「兵士」の役で
出演されることもたびたび。「楽士」の役で室内楽とかをやってくれる時は
あまり関係ないのですが、「らっぱ」が舞台に乗るときは要注意!!
立ち位置によっては「後頭部直撃!」とかになってしまい、くらくらします(爆)。
(21 Okt 99)
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とあるオペラ公演での話。普通楽屋や廊下には「呼び出し」がかかります。
「アイーダさん下手袖スタンバイおねがいします」というように。
その他にも、「休憩はいりました」「○幕開始×分前です」などもあります。
その公演では、とっても指揮者が不評だったのです・・・・・
そして、スタッフ・関係者・歌手の半数がドイツ人だったため、呼び出しも
日独2カ国語で行われていました。公演も間近に迫ったある日、それは起こった。
「3幕への前奏曲抜きで3幕いきなり参ります」というのの、「前奏曲抜き」を
「ohne Einleitung」と言うべきところを、「ohne Leitung」つまり、
「指揮者抜きで」と言ってしまったのです!!ラッキーなことにもう指揮者は
「墓場」にスタンバっていたので、聞こえていない。みんな「ひゅーひゅー」
とかいって大喜びしていました!!う〜ん、ドイツ語は難しい・・・(苦笑)
(20 Okt 99)
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まず、この業界に入ってわかんなかった、というか、覚えにくかったのが
上手・下手(かみて・しもて)。じょうず、へた、じゃないんです。
お客様から見て、舞台の左が下手、右が上手。
「はい、○○ちゃん上にはけて〜」とかいわれて、「??」
コンサートでは下手から出て下手にはける・・とおぼえました。
そうそう、「はける」はわかりますよね。「退場」のことです。
それから、クラシックではよくドイツ語のなまったのを使います。
本番前の総練習のことをGeneralprobe略してGPといいますが、
「じーぴー」じゃなくて「げーぺー」と読みます。GPより前におこなう、
やっぱり衣装やメイクなんかもつけて行う「偉い」練習をHauptprobe、
通称HP(はーぺー)といいます。HPと言ったらホームページとか
思っちゃいますが、違うんです。普通のお稽古のことを、Probe(プローベ)
なんて言ったりします。あ、お稽古というのも、歌い手独特の言い方らしく、
オーケストラのヒトは練習と言うようです。
今までのを復習すると、たとえば、
「まったくまいちゃうよねー、HPまでは上はけでよかったのに、
GPから急に下はけに変更になるから、次の出までに移動が大変で・・」
というのが、解読できるようになりましたね。
そうそう、ついでですが、オーケストラピットのことをドイツ語では
Orchestergraben=オーケストラの墓と言うのです!!
だから、劇場で「墓はどこだ?」と訊かれても驚くなかれ!!ちなみに、
上手、下手のことをドイツ語ではシンプルに「右側・左側」と言います。
(18 Okt 99)